日本大使公邸料理人~外園 圭太 シェフの特別授業~
2021.08.02
みなさんこんにちは。
ブログをご覧いただきありがとうございます💛😊
「公邸料理人」
突然ですが、「公邸料理人」という言葉をご存知ですか?
...う~ん…
あまり聞き馴染みがないですよね(^^;
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調べてみると次のようなことが書いてあります。
公邸料理人とは,調理師としての免許を有する者又は相当期間にわたって料理人としての職歴を有する者で,在外公館長の公邸等における公的会食業務に従事する資格があると外務大臣が認めた者をいいます。
在外公館は任国政府等との交渉・情報収集・人脈形成等の外交活動の拠点であり、・・略・・高品質の料理を提供すべく,在外公館長は通常,専任の料理人を公邸料理人として雇用し帯同しています。(外務省HP 公邸料理人より)
なんだか責任重大!!😲
国同士で行われる大切な会食で、日本を背負って料理するのです👏
すごいですね!
外園圭太シェフ
さて、前置きが長くなりましたが、
本日DAICHOの特別講師として授業してくださるのが、公邸料理人として務められていた外園圭太シェフです✨✨
外園シェフはDAICHOの卒業生でもあります✨
世界で活躍する先輩シェフに料理や料理人として姿勢を教えていただきましょう😊
教えていただく本日のメニュー
●フォアグラの冷製、桃のサラダ、煎り酒のジュレ
●鮎のアイスクリーム
●スイカのスープ
メニューを聞いただけではどんな料理なのかイメージが難しいですね😲
学生たちもフォアグラを使うのは初めてだったり、鮎のアイスクリーム!?と驚きでした。
鮎のアイスクリームはどのようにして思いつかれたのですか?とお尋ねすると、
伝統的(クラシック)な肉のソースの料理法があって、そこからヒントを貰ったとのこと😲
鮎を使ったのは、日本の夏の雰囲気があること、学生たちにも親しみのある魚ということで
選んでくださったそうです(^^♪
想像力の豊かさと、日本の四季の移ろいを感じさせる革新的な料理です🍨
鮎のアイスクリームに合わせます。彩りがきれいですね。
きゅうりを使った繊細な飾りがまた見事です。
こちらはフォアグラを盛り付けています。
盛り付けも学生それぞれのセンスで行います。
フォアグラに合わせいるのは桃🍑
フォアグラはフルーツとの相性が良いんです✨フォアグラの脂肪分とフルーツの甘み、酸味がマッチするのだそうです。
外園シェフは「自分の感覚を大切にする」ことを教えてくださいました。
一つのソースにしても必ず自分の舌で味見をして、「どうだろうか?」と考える。もう少し甘くしよう、さっぱりさせよう、など考えながら創り上げていくこと。
決められたものをそのまま作るのではなく、”創る”。
学生たちに、「味みてね~」と声をかけておられました。
グローバルな活躍をされ、学生にも親しみを持って、料理のこと、料理人としての姿勢を教えていただきました!
シェフの包丁に興味津々🔪
学生にインタビュー
今日の実習を終えて、学生たちにどのようなことが印象に残ったかを聞いてみました🌟
・鮎のアイスクリームの味がとても美味しかった。スイカのスープとの相性も良く、驚きだった。
・公邸料理人のことを知り、希望すれば自分もなれると可能性が広がった。
・当たり前だけど、料理の段取りがものすごく考えられていてすごいと思った。
・普段の授業にはない、発展形の料理を学べた。
・チュニジアでの体験談が興味深かった。
外園シェフが公邸料理人になったきっかけは、「海外で料理がしてみたい!」という思いがあったからなのだそう。夢に向かって一歩でも近づく行動をしていたら、その夢が叶うのですね🤗
DAICHOの先輩、かっこいいです!
本日はどうもありがとうございました。
外園 圭太 シェフ
大阪調理製菓専門学校を卒業後、現シェラトン都ホテル大阪に
入社約 5 年間、同ホテル内のレストランを中心に経験を積み、
神戸ポートピアホテル、フレンチレストランなどで修業後に渡仏。
数々のレストランで修業後、2015 年から在チュニジア日本大使公邸
料理長に就任。2017 年には在東ティモール日本大使公邸料理人を
歴任するなど世界で活躍する卒業生シェフ。
【大阪調理製菓専門学校】
〒595-0021
大阪府泉大津市東豊中町3-1-15
【大阪調理製菓専門学校 ecole UMEDA】
〒530-0002
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-1-4
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